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【2024/05/19まで新着】医師の「献身」
ポーランド建国と草の根知識人1890-1920 
著者名: 福元 健之/著
出版者: 京都:京都大学学術出版会
出版年: 2024年03月
ISBN: 978-4-8140-0512-3
その他 【NDC1】498.02349 【サイズ】22cm 【ページ数・時間】6,386p
【価格】¥4,800 【利用対象】研究者 【ISBN】978-4-8140-0512-3 【件名】医療-ポーランド
注記: 【テキストの言語】jpn
【目次】序章 医師からみるポーランド近代史
【目次】もしあなたが一八六〇年ポーランド王国生まれの医師であったら?
【目次】一 工業化・都市化と医師
【目次】二 論点としての知識人
【目次】三 方法論的枠組としての専門職
【目次】四 自由主義と児童保護
【目次】五 医療史にポーランドを位置づける
【目次】本書の構成
【目次】第一部 地域医療の模索(一八九〇-一九一四年)
【目次】第一部の内容とねらい
【目次】第一章 「地方」に科学を伝える
【目次】知識人としての医師を歴史化するために
【目次】一 時代状況(一八六四年から二〇世紀初頭まで)
【目次】二 地方医師の思想史的位置づけ
【目次】三 地方医師の患者論
【目次】小括 患者としての労働者の浮上
【目次】第二章 労働者家庭に介入する
【目次】「労働者のため」のマニュアル
【目次】一 ウッチ市の発展と衛生状況
【目次】二 育児をめぐるジェンダー
【目次】三 飲酒する子ども、社会の未来
【目次】四 実現可能な結核治療を求めて
【目次】小括 地方改革の二重性
【目次】第三章 モラルと営利を両立する
【目次】医師と医師ならざる者の境界
【目次】一 『医学雑誌』における職業倫理
【目次】二 生活と学問をめぐる葛藤
【目次】三 ルブリン草案を読む
【目次】小括 自治と職業倫理
【目次】第一部の小括
【目次】第二部 都市自治の追求(一九〇五-一九二〇年)
【目次】第二部の内容とねらい
【目次】第四章 都市の政治に参加する
【目次】大量失業と選挙の二〇世紀初頭
【目次】一 革命前夜の情勢
【目次】二 政治の大衆化と市民委員会
【目次】三 多宗教的支援の巻き返し
【目次】四 ポーランド的な経済か、多宗教的な経済か?
【目次】小括 包摂と排除の境界線としての言語
【目次】第五章 制度を設計し、実行する
【目次】第一次世界大戦とポーランド
【目次】一 第一次世界大戦と都市自治をめぐる政治
【目次】二 台頭する国家と「地方」の分解
【目次】三 自治体行政における医療・衛生の組織化
【目次】小括 医師の主体性と従属性の変容
【目次】第六章 子どもを保護する
【目次】再建期(一九一八-一九二一年)の児童保護プロジェクトと医師
【目次】一 食と健康を管理する諸主体
【目次】二 保護対象としての子ども
【目次】三 簡易食堂の市営化と自治体の拡大
【目次】小括 ウッチ市自治体にみる成果と問題
【目次】第二部の小括
【目次】終章 医師の「献身」の意味
【目次】ステルリングたちの遺産
【目次】論点の整理
【目次】総合的な知識人像
【目次】ステルリングたちの現代性

内容紹介

ポーランドの多民族都市ウッチで地方医療を牽引した医師たちは、やがて自治体の行政に参画。彼らはどのように、誰のために奉仕したのか。1890-1920年のあいだの医師の「献身」を解きほぐし、ポーランド史を刷新する。

件名一覧

No 件名
1 医療-ポーランド
2 医師-歴史
3 ポーランド-歴史

蔵書情報

蔵書数:1 予約数:0 利用可:1
貸出中:0
No 場所 種別 状態
1 北新宿   (498 フ) 一般

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