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【2024/05/19まで新着】「一帯一路」を検証する
国際開発援助体制への中国のインパクト 
著者名: 稲田 十一/著
出版者: 東京:明石書店
出版年: 2024年03月
ISBN: 978-4-7503-5749-2
その他 【NDC1】333.8 【サイズ】22cm 【ページ数・時間】279p
【価格】¥2,800 【利用対象】研究者 【ISBN】978-4-7503-5749-2 【件名】国際協力
注記: 【テキストの言語】jpn
【目次】序章 中国の台頭と国際開発援助体制への影響
【目次】1.中国の経済的台頭
【目次】2.中国の国際開発援助体制の中での台頭
【目次】3.中国の経済支援の拡大に対する警戒論
【目次】4.国際援助コミュニティとの協調の行方
【目次】第1部 国際的潮流への影響
【目次】第1章 中国の台頭と国際援助協調体制への影響
【目次】1.国際援助協調とその進展
【目次】2.カンボジア事例:中国の援助と投資の拡大
【目次】3.カンボジアにおける援助受け入れ国としてのオーナーシップの現実
【目次】4.カンボジアにおける国際援助協調の盛衰
【目次】5.中国の経済的プレゼンス拡大の影響
【目次】第2章 途上国の民主主義後退の中国要因と内発的要因
【目次】1.民主主義は世界的に後退しているか?
【目次】2.カンボジアの経済とガバナンス状況の推移
【目次】3.カンボジアにおける権威主義化の要因分析
【目次】4.ミクロ分析:二つの地方コミューンの事例
【目次】5.結論と含意
【目次】第2部 アジアのインフラ開発と日中の競合
【目次】第3章 アジアのインフラ開発をめぐる日中の競争と協力
【目次】1.日中欧米のインフラ輸出戦略
【目次】2.ASEANに対する主要ドナーの開発資金供与の動向
【目次】3.日中のインフラ開発の主要分野の状況
【目次】4.「質の高いインフラ」をめぐる議論
【目次】第4章 中国「一帯一路」事業のスリランカへのインパクト
【目次】1.スリランカと中国の関係
【目次】2.スリランカにおける中国のBRI関連事業
【目次】3.中国の援助拡大と依存拡大の評価
【目次】4.日本のスリランカへの関与政策
【目次】第5章 急拡大する中国の対外経済協力とその「規範」の変容
【目次】1.中国のミャンマーにおける巨大事業とミッソンダム
【目次】2.中断をめぐるミャンマーの政治過程と今後の行方
【目次】3.中国の「自国中心主義」vs.「リべラル化」仮説
【目次】第3部 アフリカ開発に対する中国のインパクト
【目次】第6章 アンゴラの復興開発と中国
【目次】1.アンゴラ内戦と戦後復興プロセス
【目次】2.急速な経済復興と近年の経済状況
【目次】3.アンゴラでの急増する中国の経済的プレゼンス
【目次】4.中国の経済支援の実例
【目次】5.中国の支援の評価
【目次】第7章 アフリカ紛争後国と外的介入の影響
【目次】1.いくつかの重要な概念と議論
【目次】2.アンゴラとルワンダの政治的発展の概要
【目次】3.経済開発、ガバナンス、民主主義、脆弱性の移行プロセス
【目次】4.アンゴラとルワンダの政治過程に内在する政治力学
【目次】5.外部アクターの介入が民主主義移行に与える影響
【目次】6.結論と政策的含意
【目次】終章 国際開発金融体制と中国
【目次】1.国際開発金融機関での中国の台頭
【目次】2.国際開発援助の国際規範と中国
【目次】3.結語:中国と国際社会はどう対応すべきか?

内容紹介

過去10数年間に中国の対外経済協力事業が急拡大し、多くの国で日本のODA額を上回るようになった。そのことが国際開発体制にどのような影響を与えてきたのか、現状を整理し、課題を再検討する。

著者紹介

広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。野村総合研究所等を経て、専修大学経済学部教授。著書に「国際協力のレジーム分析」など。

件名一覧

No 件名
1 国際協力
2 経済協力
3 中国-対外関係

蔵書情報

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