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「洗い」の日本建築史
建築の経年と木肌処理技術 
著者名: 中山 利恵/著
出版者: 東京:東京大学出版会
出版年: 2024年02月
ISBN: 978-4-13-066863-7
その他 【NDC1】521 【サイズ】22cm 【ページ数・時間】6,286,7p
【価格】¥7,200 【利用対象】研究者 【ISBN】978-4-13-066863-7 【件名】日本建築-歴史
注記: 【テキストの言語】jpn
【目次】序章 日本建築における「洗い」
【目次】一 建物を洗う
【目次】二 洗い屋鷲山金次郎の引札
【目次】三 洗いと洗い屋
【目次】四 木肌処理技術研究の意義
【目次】五 既往研究
【目次】六 本書の構成
【目次】第一章 木肌削り出し
【目次】一 建物に残された削りの痕跡
【目次】二 近世文書に見る「しらけ」「上削」「白削」
【目次】三 「木肌削り出し」の時代的傾向
【目次】第二章 洗清と清鉋
【目次】一 「洗清」とは何か
【目次】二 「掃除」とは何か
【目次】三 「清鉋」とは何か
【目次】四 元禄二年遷宮記に見る造営中神殿の「古び」問題
【目次】五 熱田神宮との比較から見る「洗清」の道具
【目次】第三章 灰汁洗い
【目次】一 蕎麦藁を用いた左官の洗い
【目次】二 灰汁の洗いと洗い屋の発生
【目次】三 洗いの工事種別の確立と定着
【目次】四 本途帳にみる洗い
【目次】五 洗い屋たちの仕事
【目次】六 確立から発展・成熟まで
【目次】第四章 近現代の洗い
【目次】一 洗い屋たちの近現代
【目次】二 洗いと削りと古色の併用
【目次】三 洗いの縮小と古色の拡大
【目次】四 古びと清浄の併存
【目次】五 式年造替を再現する洗い
【目次】六 式年造替を再現する削り
【目次】終章 洗いか古びか
【目次】一 三つの系譜が織りなす洗いの変遷
【目次】二 日本建築の美と経年
【目次】三 建築の経年に対する美意識の変遷
【目次】四 経年と清浄の融合
【目次】附論 洗いの道具について
【目次】一 洗いに用いられる桶類
【目次】二 洗いに用いられる箒と簓
【目次】三 コソゲと鉋、その他の道具
【目次】四 洗い道具の特性
【目次】五 洗い道具と洗いの起源

内容紹介

木肌に付いたシミや変色など、物理的な汚れを落とし、経年により古びた建物の視覚的な印象を操る「洗い」の仕事・技術を、日本建築の歴史から解明。また、「新しさ」と「古び」の美意識の醸成と定着について考察する。

件名一覧

No 件名
1 日本建築-歴史
2 建築物-維持管理-歴史

内容一覧

No タイトル 著者・アーティスト
1 “ARAI”Washing in Japanese Architectural History:Architectural Aging and Wood Surface Treatment Techniques

蔵書情報

蔵書数:1 予約数:1 利用可:0
貸出中:1
No 場所 種別 状態
1 四谷   (521 ナ) 一般 貸出中です

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