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鷲尾 雨工わしお  こう

プロフィール

生年月日明治25年4月27日(1892年)
没年昭和26年2月9日(1951年)
職業等歴史小説家
出身新潟県生まれ
ゆかりの地
  • ~大正10年頃 弁天町153
  • ~昭和14年頃 戸山町17
  • 昭和18年頃~26年頃 諏訪町6 ※墓地は市谷冨久町【源慶寺】

経歴

 新潟県に生まれる。幼少より歴史に通暁し、早大学生時代にはダヌンツィオを翻訳出版。卒業後、春秋社を興したのち、冬夏社を独力で経営するが失敗。取締役の直木三十五と険悪な関係となる。債務を背負い牛込矢来町でおでん屋を開業するなど辛酸をなめたが、直木の『南国太平記』に反発して書いた『吉野朝太平記』が出世作にして代表作となり、皮肉にも直木賞を受賞。以後、歴史小説を多数発表し、歴史作家としての地位を確立した。