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萩原 恭次郎はぎわら きょうじろう

財団法人日本近代文学館提供(外部サイト)

プロフィール

生年月日明治32年5月23日(1899年)
没年昭和16年8月5日(1941年)
職業等詩人
出身群馬県生まれ
ゆかりの地
  • 大正14年4月~大正15年1月 落合町大字下落合1379

経歴

 群馬県勢多郡に生まれ、学生時代から北原白秋などを愛読、「文章世界」「上毛新聞」などに詩や歌を投稿した。前橋中学卒業後、勤めをする傍ら川路柳虹の「現代詩歌」に参加した。大正11年に上京し、岡本潤や壺井繁治らと詩誌「赤と黒」を創刊、また前衛美術雑誌「MAVO」(マヴォ)を村山知義らとともに創刊し、中心的な人物として活動を行った。
 新宿区内には下落合に大正14年4月から約10ヶ月居住した。居住期間は短いが、彼の代表作である第一詩集『死刑宣告』が発刊されたのはこの時期である。『死刑宣告』は、村山知義、柳瀬正夢らの写真版なども挿入され、視覚的にも近代詩に変革をもたらした作品として高く評価されている。
 昭和に入ってからは、「文芸解放」「バリケード」など多数の雑 誌に寄稿し、アナキズムの立場から詩を発表し活躍した。昭和13年、喀血性貧血のため39歳の若さで死去。
出典:新宿ゆかりの文学者