
プロフィール
生年月日 | 明治19年12月10日(1886年) |
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没年 | 昭和29年12月28日(1954年) |
職業等 | 小説家、翻訳家 |
出身 | 福島県生まれ |
ゆかりの地 |
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経歴
福島県に生まれる。兄は、生物学者の小泉丹。旧制会津中学を明治38年に卒業。上京し、第一高等学校に進学後、児島喜久雄と知り合う。東京帝国大学哲学科中退。第二次『新思潮』同人になるが、武者小路実篤に共鳴し、44年より「白樺」に参加、編集にも従事する。ゴーガン『ノア・ノア』を初めて和訳したほか、ストリンドベリを精力的に紹介する。「三つの勝利」などの小説も執筆した。
関東大震災以後、大原社会問題研究所の嘱託を務め、大正14年から昭和3年の4年間、台湾に渡り原住民の人類学的調査を行っている。「蕃郷風物記」や「台湾土俗史」の著書がある。
関東大震災以後、大原社会問題研究所の嘱託を務め、大正14年から昭和3年の4年間、台湾に渡り原住民の人類学的調査を行っている。「蕃郷風物記」や「台湾土俗史」の著書がある。