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加藤 武雄かとう たけお

プロフィール

生年月日明治21年5月3日(1888年)
没年昭和31年9月1日(1956年)
職業等小説家
出身神奈川県生まれ
ゆかりの地
  • 明治43年10月 牛込喜久井町【真山青果方】
  • 明治43年 牛込弁天町
  • 明治44年~大正2年11月 牛込白銀町【勝海館三階】
  • 大正2年11月 矢来町1
  • 大正7年1月~12年頃 矢来町3【旧殿17】
  • 大正12年頃~14年10月 矢来町1-48

経歴

 号・冬海。神奈川に生まれる。小学校の教職を経て、文通を重ねていた中村武羅夫を頼り上京。明治44年に新潮社に入社し、記者・編集者として活躍するかたわら、作品を発表した。農民文学である短編『郷愁』で注目され、通俗小説と活動分野を広げ、『久遠の像』『愛の山河』などは、映画化された。ほかに長編小説で自叙伝的小説『悩ましき春』がある。またいとこにあたる八木重吉の詩集『秋の瞳』刊行にも尽力した。