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新宿の歴史について調べる

(平成18年5月作成・平成19年5月一部改訂・平成29年3月資料追加)

昭和22年3月15日に新宿区が誕生しました。 新宿区のまちや人、区政の歴史、新宿区誕生以前の新宿地域の歴史について書かれた資料を紹介します。 タイトルをクリックすると資料の所在等を確認することができます。

図書資料

図書資料一覧表
図書資料一覧
タイトル 著者・編者 出版者 出版年 内容紹介
新宿区史 新宿区 新宿区 先史時代から現在の新宿地域の歴史、行政、くらしについてまとめられている。
地図で見る新宿区の移り変わり 新宿区教育委員会 新宿区教育委員会 江戸時代から、江戸絵図、御府内沿革図書、東京実測図、地形図などが、年代順に配列されている。
新宿文化絵図-重ね地図付き新宿まち歩きガイド 別ウィンドウで開きます 新宿区地域文化部文化国際課 新宿区地域文化部文化国際課 2007年3月 新宿区内の由緒ある歴史や自然を二部構成で紹介。第一部 新宿まち歩き10コースや著名人のエッセイ、イラストマップをたどりながら新宿の魅力を紹介。第二部 シネマの町新宿、スクリーンに躍る新宿の街など、さまざまな角度から新宿を振り返りその魅力を紹介。また、新宿のまちの江戸・明治・現代を重ね合わせてみることができる「重ね地図」が付いている。
新宿の散歩道-その歴史を訪ねて 別ウィンドウで開きます 芳賀善次郎 三交社 1972年 新宿全般の歴史と牛込、市谷、四谷、新宿、大久保、戸塚、落合、北新宿、西新宿の各地区の歴史に分かれて書かれてある。新宿区文化財、区内にある国・都指定文化財、年表が併記されている。
新宿区の歴史 別ウィンドウで開きます 新宿の歴史を語る会 名著出版 1977年8月 新宿区のあゆみ、自然と生活、史跡散歩などの項目があり、歴史全般が分かる。付録として年表、寺院一覧、指定文化財、坂一覧あり。
新宿区史跡散歩 〔新版〕 別ウィンドウで開きます 高橋庄助 学生社 1992年4月 新宿区の史跡・文化財を詳しい解説と地図で記したガイドブック。
江戸史跡事典 中巻 別ウィンドウで開きます 新人物往来社 新人物往来社 2007年3月 新宿区内に現存している江戸時代の墓・碑・神社・寺院・鐘楼・石塔・跡地等121件が紹介されている。全ての項目に現場写真がついているので、わかりやすい。
東京新宿学研究 別ウィンドウで開きます 都市文化研究会 都市文化研究会 2004年3月 新宿の歴史的変遷と人びとの暮らし、文化と社会の特色が描かれた論集。
新宿の1世紀アーカイブス 別ウィンドウで開きます 佐藤嘉尚 生活情報センター 2006年5月 新宿の過去1世紀の軌跡を、鮮明かつ豊富な写真により編纂。
1明治・大正、2戦前・戦中、3戦後~平成で構成されているが、記録写真の掲載のみならず、当時の世相を垣間見ることができる資料やトピックスも多数織り交ぜてある。
東京遊覧-明治・大正・昭和の日本 別ウィンドウで開きます 渡辺秀樹 日本文芸社 2007年2月 明治から大正・昭和初期のレトロな写真集(p174より新宿掲載)。昭和初期の新宿追分・新宿通りなど、大変貌を遂げた往時の新宿を見ることができる。四谷見付(明治40年代)の一両電車は趣があり必見。
写真が語る新宿今と昔 改訂 別ウィンドウで開きます 新宿区役所総務部総務課 新宿区役所総務部総務課 1987年 新宿の今(昭和60年頃)と昔の風景が対比できる写真集。
ガレキの中から、30年のいま…-写真集 新宿区30年のあゆみ 別ウィンドウで開きます 新宿区企画部広報課 新宿区 1978年3月 終戦直後、昭和20年代の写真が多数掲載されており、新宿の変遷が分かる。年表あり。
脈動する超高層都市、激変記録35年 別ウィンドウで開きます 中西元男 ぎょうせい 2006年3月 1969年から2004年までの35年間、西新宿の街を定点撮影した記録写真集。続々と建設される超高層ビルによって変貌してゆく街の様子がわかる。巻末資料には、高層ビルの仕様・設計コンセプトが掲載されている。
新宿回り舞台-歴史余話 別ウィンドウで開きます 国友温太 国友温太 1977年7月 昔、区の職員であった著者が書き溜めた歴史余話。地域別に分かれ、写真や図も多数掲載。
新宿うら町おもてまち-しみじみ歴史散歩 別ウィンドウで開きます 野村敏雄 朝日新聞社 1993年10月 新宿に四代に渡って住んでいる著者が書いた新宿の歴史である。関東大震災から東京大空襲までを中心に書かれてある。
新宿・世界の繁華街 別ウィンドウで開きます 新宿区観光協会 新宿区観光協会 1980年9月 新宿区観光協会の創立25周年記念誌(昭和55年発行)。新宿の繁華街を中心に書かれた盛り場の変遷、マンガで見る新宿100年のファッション、歴史散歩からなっている。
内藤新宿の町並とその歴史 別ウィンドウで開きます 新宿区立新宿歴史博物館 新宿区教育委員会 1991年3月 内藤新宿が江戸時代においてどのように成立・発展し、明治以降の近代にどのように変遷・変貌してきたかが書かれている。「内藤新宿の町並とその特徴」、「四谷・内藤新宿地域調査報告書」の2部構成。
内藤新宿-くらしが創る歴史と文化 別ウィンドウで開きます 新宿区立新宿歴史博物館 新宿区教育委員会 1998年10月 内藤新宿開設300年、新宿歴史博物館開館10周年を記念した特別展(平成10年)の目録。
内藤新宿-歴史と文化の新視点 別ウィンドウで開きます 新宿歴史博物館 新宿歴史博物館 1999年3月 新宿歴史博物館の特別展「内藤新宿ーくらしが創る歴史と文化」の開催時(平成11年)に行われたシンポジウムの記録集。「内藤新宿開発前史」、「江戸の西の出入口」、「旅籠屋と内藤新宿」、「洒落本にみる新宿」の講演と討論。
内藤新宿昭和史 別ウィンドウで開きます 武英雄 紀伊国屋書店 1998年11月 内藤新宿の由来と変遷。内藤町、新宿1~3丁目のそれぞれの歴史や旧跡のみならず、建物、商店の変遷まで細かく書かれてある。
内藤新宿 別ウィンドウで開きます 東京都 東京都 1983年3月 東京都公文書館が編纂した内藤新宿の歴史。元禄時代の宿場開設から幕末までが書かれてある。
牛込区史 別ウィンドウで開きます 東京市牛込区 臨川書店 1985年10月 昭和5年に牛込区役所が発行した「牛込区史」の復刻版。牛込の歴史が全般に渡って書かれてあり、当時の行政についてよく分かる。旧漢字、旧かなづかい。
四谷区史 別ウィンドウで開きます 四谷区 臨川書店 1985年10月 昭和9年に四谷区役所が発行した「四谷区史」の復刻版。四谷区の歴史、政治、住民、産業、交通、教育、社寺等が書かれてある。
四谷散歩 改訂-その歴史と文化を訪ねて 別ウィンドウで開きます 安本直弘 みくに書房 1998年1月 四谷地区の歴史、ゆかりの人、遺跡、旧跡が書かれている。四谷や新宿の坂道や横丁、エピソードについても書かれてある。付録として国・都・区の指定文化財、寺院と神社、年表あり。
複刻落合の歴史 複刻版-「落合新聞」より 別ウィンドウで開きます コミュニティ「おちあいあれこれ」 コミュニティ「おちあいあれこれ」 2000年8月 昭和37年~昭和42年に発行(故・竹田助雄氏)された「落合新聞」から落合の歴史に係わる部分を編纂・復刻。
落合昭和地図 別ウィンドウで開きます 加藤珪 落合緑と自然を守る会 2005年3月 落合地区の新旧地図対比、名家・旧家の佇まい、残されている自然(樹木)の写真が多数掲載。
落合昭和地図 第二版 別ウィンドウで開きます 加藤珪 落合緑と自然を守る会 2008年5月 初版の改訂版。地図の配置などを工夫し、より分かりやすくなっている。
おちあいよろず写真館-コミュニティ「おちあいあれこれ」15周年 別ウィンドウで開きます コミュニティ「おちあいあれこれ」 2003年11月 落合地区の自然・歴史・くらし・行事につき、古今の写真が掲載。
早稲田の学生街-60’s-70’s 別ウィンドウで開きます 内野 真一郎 まぼろしチャンネル/ラグタイム 2003年10月 1960年~1970年代に絞った早稲田地区の今昔。写真も豊富。当時からあるお店の紹介や商店街、街道の略図もある。現在の街並みも分かる特大地図付き。
えのき-歴史探訪 別ウィンドウで開きます えのき編集委員会 1995年3月 榎町地区の町名の成り立ちから歴史、在住者(故人も)まで網羅してある。地図あり。
えのき地域のあゆみ 別ウィンドウで開きます 新宿コミュニティ300人委員会榎地区委員会 1998年10月 榎町地域の町名の歴史が書かれてある。町会長自らが町会について語っている。
このまちに暮して-地域誌 別ウィンドウで開きます 若松地域センター運営委員会 1997年7月 牛込地域の歴史と若松地域の町名の成り立ちが書かれてある。在住者の個人史や思い出も書かれてあり文集ともなっている。
江戸東京物語 山の手篇 別ウィンドウで開きます 新潮社 新潮社 1994年1月 第2章に「新宿・四谷界隈」のことが今昔物語風に記されており、故事来歴を探ることができる。
小田急75年史 別ウィンドウで開きます 小田急電鉄株式会社 小田急電鉄 2003年3月 小田急電鉄の歴史が年毎に書かれてある。年表、運賃の変遷、主要駅乗降人員及び取扱い収入の推移等の統計も豊富。
新宿の今昔 別ウィンドウで開きます 芳賀 善次郎 紀伊国屋書店 1970年 江戸時代、甲州街道に設けられた「新しい宿場」から名づけられた「新宿」。江戸・明治・大正の時代別に新宿の伝説・事件・風俗をわかりやすく書かれている名著。
あの日の新宿-昭和25年から30年代の思い出と出会う;写真と地図でたどる 別ウィンドウで開きます 佐藤 洋一 ぶよう堂 2008年11月 「コマがなくなる日」や「闇市ができた日」など、昭和25年から30年代の懐かしい新宿を、写真や地図、コラムを交えて解説した図書です。
江戸名所図会でたどる新宿名所めぐり 別ウィンドウで開きます 新宿歴史博物館 新宿区
生涯学習財団
2000年7月 『江戸名所図会』の中から、新宿区内の名所が80ヶ所紹介されている。紹介文や挿絵を中心に、錦絵や文化財なども掲載され、地域についての理解が深まる一冊。
日本の特別地域 5;
東京都新宿区-副都心編 別ウィンドウで開きます
昼間 たかし マイクロマガジン社 2008年10月 新宿区の地域性について、住環境、商業、エリア毎の土地柄、交通インフラなどを元に考察。
新宿風景-明治・大正・昭和の記憶 別ウィンドウで開きます 新宿歴史博物館 新宿区
生涯学習財団
2009年1月 新宿歴史博物館が所蔵する写真の中から、新宿区の変遷や文化、歴史などが収められた235点を掲載。
新宿-史跡撮りある記 別ウィンドウで開きます 平州 伸一 創和出版部 1979年11月 新宿区文化財を中心に集録。著者は新宿郷土研究会役員、写真家、随筆家(同書「著者略歴」より。)で郷土写真集としても見応えあり。
新宿で85年、本を売るということ 別ウィンドウで開きます 永江朗 メディアファクトリー 2013年2月 新宿駅東口を出て新宿通りを右へ100メートル足らずにある紀伊國屋書店。1927年の創業時に18坪だった小さな書店は、フロア面積1450坪、蔵書120万冊の巨大老舗書店へと成長した。その紀伊國屋書店の歴史を、創業者である田辺茂一及び事業の拡大に貢献した松原治の著書や、同書店で働く人々へのインタビューなどから紐解き、ひいては現代日本の出版流通の歴史をさぐる。についての、書籍の輸入販売会社や書店勤務を経てフリーのライターになった著者によるルポルタージュ。
コミュニティ誌四谷記念号 別ウィンドウで開きます 四谷地域センター運営委員会四谷編集委員会 四谷地域センター運営委員会四谷編集委員会 2007年3月 新宿四谷の街の有志が手づくりで綴ったコミュニティ誌「四谷」を、創刊号(昭和63年9月発行)から第72号(平成19年3月)まで、保存号として収録したもの。四谷地域センターが、平成19年3月に開館10周年を迎えたのを記念して発行された。コミュニティ誌「四谷」は、街の人々の活動の記録であるため、この資料から、四谷29町会をはじめ、小中学校PTAを含む広範囲な各地域活動団体の事跡など、四谷の街の移り変りを知ることが出来る。
牛込箪笥 昭和の風景 別ウィンドウで開きます 牛込箪笥地域センター 牛込箪笥地域センター 2010年1月 牛込箪笥地区の昭和20年代を中心とした古い写真を、町名の由来や地区の略歴と共に簡潔に紹介するパンフレット。写真サイズは、32×42ミリメートルもしくは64×90ミリメートル。撮影年月、場所、1万分の1地図上での該当箇所を示す。(1)昭和45年矢来町旺文社前、(2)昭和45年横寺町入口、(3)昭和27年頃納戸町、(4)昭和29年頃左内坂、(5)昭和29年頃東五軒町、(6)昭和34年頃神楽坂、(7)昭和44年善国寺毘沙門堂、(8)昭和27年頃市谷見附付近、…(26)大正14年東京市赤城尋常小学校卒業記念写真帖、(27)昭和3年旧牛込区役所、(28)昭和39年愛日小学校給食風景など、合計28枚掲載。
落合昭和地図 (第2版) 別ウィンドウで開きます 加藤珪 落合緑と自然を守る会 2008年5月 現在の地図に昔の地図を重ねるように、大正から昭和期を中心に落合地区の変遷を記録した「落合昭和地図」とその説明。地図はセイコー社(1994年)版「住宅地図」をベースに、「下落合・中落合・中井」「豊島区側隣接地域」「西落合」「上落合」それぞれに、かつて住んでいた人びとの居住地や、ゆかりのあった建物などを記録したもの。また20ページ余りの「お楽しみ落合アルバム」を載せるが、これはランダムに集めた地域の写真アルバムで、著名人の旧宅などの写真のほかに、地区の樹木の写真も多く載せている。
昭和の東京 1(新宿区)-加藤嶺夫写真全集 別ウィンドウで開きます 加藤嶺夫 デコ 2013年3月 「消えゆく東京の街角」を一貫して追いかけた加藤嶺夫が撮影した東京の風景写真を、区ごとに編集したシリーズ「昭和の東京-加藤嶺夫写真全集」の、新宿区版。都電角筈終点、西武新宿駅、末広亭、新宿コマ劇場、明治通り、三光町、淀橋浄水場跡、淀橋市場、目白文化村、神田川、早稲田通り、戸山ハイツ、面影橋電停、安兵衛湯、若松町電停、神楽坂5丁目、同潤会江戸川アパートメント、新見附、四ツ谷駅、慶應病院、旧犬養毅邸など、昭和40年代を中心とした新宿区内の、いまはもう失われた懐かしい風景を計227点収める。附録には、「撮影地点地図」のほか、加藤の撮影の足どりを記した「撮影年譜」あり。
柏木百景-KASHIWAGI HOT TOWN 別ウィンドウで開きます 柏木地区協議会 柏木地区協議会 2016年3月 柏木地区協議会が、地域の人々との3回にわたるまち歩きで撮影あるいは、提供された多くの写真の中から選んだものを中心に、編集、校正したもの。平成26年1月の企画作りから、3年にわたる取り組みを経て発刊された。歴史文化編・自然編・風景編・今昔編・イベント編の5章構成で、柏木の歴史文化に触れ、神田川遊歩道の桜など四季折々の柏木の自然や、高層ビル群と昔ながらの路地裏が共存する風景が紹介され、柏木への愛着を深めることができる写真集となっている。
柏木地域センター20周年記念誌 別ウィンドウで開きます 管理運営員会広報部 柏木地域センター管理運営委員会 2015年2月 柏木地域センター管理運営委員会が年4回発行する広報誌「わがまちかしわぎ」のうち、特に読者からの要望のあった柏木の由来に関する記事について、まとめたもの。柏木地域センターが20周年を迎えたのを記念して刊行された。旧くて新しいまち「柏木」にまつわる現代までのエピソード、特に地名や寺社仏閣などについて、歴史学者が研究を重ねて考察したようなものだけではなく、地元に伝わる伝承・伝聞を元にしたものも含めて紹介する。
新宿の歴史と文化 別ウィンドウで開きます 新宿区立新宿歴史博物館 新宿区立新宿歴史博物館 2013年1月 新宿歴史博物館常設展示「新宿の歴史と文化」の解説図録。3万年に及ぶ歴史の流れを時代順に追いつつ、新宿区に深くかかわる時代・事象を取り上げている。最初に、旧石器時代から江戸時代までの区内各地の遺跡から発掘された出土品、遺構模型等を、次に、江戸時代に甲州街道1番目の宿場として賑わった内藤新宿の模型や近郊農村としての新宿を紹介している。さらに、夏目漱石など明治・大正時代の日本の文学者たちの目に、新宿がどのように映っていたのかという視点で当時の新宿を再現しているほか、交通の要衝として山の手第一の盛り場といわれるほどまでに発展した昭和初期について、新宿駅を中心に紹介する。
新宿風景-明治・大正・昭和の記憶 別ウィンドウで開きます 新宿歴史博物館 新宿区生涯学習財団 2009年1月 新宿歴史博物館が、開館20周年を記念して刊行した写真集。明治・大正・戦前・戦後・昭和最後の15年と、時系列に沿った5章で写真を紹介する。その間に、「三越・伊勢丹」「小西六写真工業」「東京オリンピックと高度成長」「トロリーバスと都電」と、テーマを絞った記事も載せている。235点の新宿の風景からは、懐かしいという想いだけではなく、変貌を遂げた新宿の姿やまちの様子の移り変わり、そこに住み、暮らした人々の時間の経過を感じ取ることができる。写真には原則として、撮影場所・撮影時・提供者を記載してある。
新宿学 別ウィンドウで開きます 戸沼幸市 紀伊國屋書店 2013年2月 早稲田大学オープンカレッジ「新宿学」の講義をベースにまとめたもの。歴史ある都市「新宿」について、図版90点を交えながら書かれている。はじめに、地理的特色、江戸時代の宿場町としての役割や大名屋敷に神田上水・玉川上水などに触れる。次に、鉄道の発達、新宿文化を創った老舗、歌舞伎町や超高層ビルなど現代へと、時代の変遷に沿った解説がされている。更に、地理地形の利用、都市計画の要素を入れながら、人々の営みにも触れ、新宿のこれからを展望する。「新宿の歴史年表」及びまち歩きガイド「淀橋・追分・御苑 散策大路・散策小路めぐり地図」付き。
新宿今昔ものがたり-文化と芸能の三百年 別ウィンドウで開きます 本庄慧一郎 東京新聞出版部 2010年6月 新宿は、東京都庁のある街として、また高層ビル都市としても著名である。一方で、元禄11(1698)年に開設された「宿場町」内藤新宿が、享保3(1718)年にある事件をきっかけに突如廃れ、半世紀以上を経て再開された過去を持つ。また、大正期から昭和初期にかけては、いちはやく都会的な文化や風俗を先取りし、モダン・タウンとしての魅力をアピールし、若者や文化人たちが詰めかける街へと変身した街でもある。さらに、太平洋戦争の爆撃で廃墟になるも、旺盛な底力で再起復興して目覚しい発展を遂げている。三世紀以上の歴史の中の社会的エポックや、文化・芸能のユニークなエピソード、記憶の琴線に触れる「何か」を紹介する。
大久保風景:写真で見るまちの風景と記憶-”まち研”ブログ&活動記録 別ウィンドウで開きます まち居住研究会 まち居住研究会 2014年11月 新宿区大久保を中心に活動する「まち居住研究会」のホームページで紹介した写真ブログ「大久保まち風景」の現時点での総集編。写真ブログの制作者は、大久保の住民であるが故に、メディアや研究者よりも早く、移り変わりの激しいまちの変化をとらえ、貴重な記録写真集となっている。2007年から開始したブログ記事の中から一部を抜粋し、「おおくぼ歳時記」「まちの移り変わり」「まちの話題」の3テーマで紹介。また、研究会の活動記録として、メンバーの寄せ書きなども掲載している。
目で見る新宿区の100年-写真が語る激動のふるさと一世紀 別ウィンドウで開きます 郷土出版社 2015年9月 明治・大正時代、昭和戦前、昭和戦後、平成と、4部にわたって激動の1世紀を珍しい350枚の写真で紹介する“見て読む”新宿区の郷土史。年中行事や日常の1コマといった懐かしい写真を中心に、関東大震災や戦時中などの記録写真にも触れながら、人々の生活の変遷をたどる。写真それぞれには、可能な範囲での撮影年代と現在の地名が記され、詳しい解説も付いている。コラムでは、火災は免れたが大被害をもたらした関東大震災と、目白文化村など大正期のモダン住宅地を取り上げる。巻頭の8ページは、カラー写真による。
オオクボ都市の力-多文化空間のダイナミズム 別ウィンドウで開きます 稲葉佳子 学芸出版社 2008年10月 90年代前半、「冴えない商店街」に過ぎなかった大久保の細街路に外国人の食材店やレストランができはじめ、職安通りにハングルの看板が並ぶようになった。90年代後半になると多種多様な外国人が数多く暮らし行き交う大久保は、周囲から多文化共生のモデル都市とみなされた。2003年韓国ドラマ「冬のソナタ」放映を契機に、韓流で賑わう観光地に豹変する。1990年から大久保の変容過程を見つめてきた著者が、実態調査の資料を基に、大久保の有する歴史的連続性や、外国人居住、都市空間の変容、バブル経済と地域経済、日本人と外国人との関係など、複層的な切り口から、大久保における都市変容のダイナミズムを描き出す。
『江戸名所図会』であるく柏木・角筈~江戸時代の名所・旧跡を探訪~ 別ウィンドウで開きます 新宿・としょかん・ひとづくりグループ 新宿・としょかん・ひとづくりグループ 2010年5月 平成22年5月実施の新宿区立角筈図書館企画「『江戸名所図会』であるく柏木・角筈~江戸時代の名所・旧跡を探訪~」を機に刊行された資料集。角筈図書館をスタートし、十二社池、十二所熊野権現社、熊野瀧、神田上水助水堀、淀橋、成子子育地蔵尊、成子天神社、成子富士、淀橋咳止地蔵尊、蜀江坂、圓照寺、柏木邑右衛門桜、鎧明神の祠の順にめぐる。『江戸名所図会』のほか、現在の写真、明治10年頃と思われる古き良き地域の面影を今に伝える「柏木・角筈一目屏風」などの資料も多数載せている。
『江戸名所図会』であるく早稲田・戸塚-~江戸時代の名所・旧跡を探訪~ 別ウィンドウで開きます 特定非営利活動法人としょかん支援クラブ 新宿区立鶴巻図書館・図書館流通センター 2011年10月 平成23年10月実施の、新宿区立鶴巻図書館自主事業「『江戸名所図会』であるく早稲田・戸塚~江戸時代の名所・旧跡を探訪~」を機に刊行された資料集。鶴巻図書館をスタートし、早稲田大学大隈記念講堂、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、グランド坂、高田稲荷明神、毘沙門堂、高田富士、宝泉寺、区立甘泉園公園、俤の橋・姿見の橋、山吹の里、高田七面堂、高田馬場、高田八幡宮、都立戸山公園(箱根山地点)、龍門の滝、箱根山の順にめぐる。『江戸名所図会』のほか、現在の写真、実測東京全図(明治12年)などの資料も多数載せる。
おちあい文豪散策まっぷ 別ウィンドウで開きます 高松啓二 [新宿区立西落合図書館(制作)] 2011年 落合地区に暮らした文豪たち21名の居住していた場所を示した1枚ものの簡略マップ。片岡鉄兵、平林たい子、千家元麿、安倍能成、武者小路実篤、吉屋信子、林芙美子、尾崎一雄、尾崎翠、宮本百合子、大田洋子、吉川英治、壺井栄、神近市子、村山知義、萩原恭次郎、會津八一、矢田津世子、中原綾子、九条武子、舟橋聖一の居住場所をイラストで示す。裏面に肖像イラストと共に生没年、落合地区最終在住歴(時期・住所)、代表作などを紹介する。
江戸・東京坂道ものがたり 別ウィンドウで開きます 酒井茂之 明治書院 2010年8月 東京は日本でいちばん坂の多い都市といわれる。武蔵野台地に、神田川や石神井川、渋谷川や目黒川などが流れ、河岸段丘と谷が形成されたため、大都市としては起伏の多い都市となった。江戸初期は坂には名前などなかったが、人口が増え人々の往来が頻繁になると、目印としての坂に、名前をつける必要がでてきた。“富士”などそこから見える景観を冠した名前、武家屋敷の当主の名前や、寺社名を冠したもの、坂自体の雰囲気や環境からつけられたものなど、坂には江戸時代の人々の暮らしに思いをはせることができる様々な名前がつけられている。それらの坂名の由来にスポットを当て、写真と地図を交えて紹介する。
新宿 ロケ地マップ 別ウィンドウで開きます 新宿未来創造財団 新宿未来創造財団 2013年 映画やドラマの中の新宿を、写真と略地図を交えて紹介する1枚。日本初の高層ビル群が“都会”を象徴する西新宿では『リーガル・ハイ』『電車男』『ロスト・イン・トランスレーション』。パワー溢れる大繁華街でアジアを体感できる新宿東口では『NANA2』『横道世之介』『未来日記』。雑多さが魅力の多文化街大久保では『新宿インシデント』。再開発進む注目のエリア東新宿では『リッチマン,プアウーマン』。古書の香り漂う早稲田では『運命の人』。粋な伝統文化が生きる神楽坂では『拝啓、父上様』。緑のなかに息づく憩いの場、信濃町では『ジョーカー』『オレンジデイズ』。また、新宿にある映画館も紹介する。
タモリのTOKYO坂道美学入門 新訂版 別ウィンドウで開きます タモリ 講談社 2011年10月 坂道には、勾配の具合、湾曲のしかた、まわりに江戸の風情をかもしだすものがある、名前に由来・由緒がある、という独自の坂道観賞ポイントを持つ「坂好き」タレントのタモリが、自ら撮影した写真を交えて東京の坂道の数々をその魅力と共に紹介する。坂道とその周辺の名所旧跡、グルメショップなどの立ち寄りスポットをめぐる「お散歩ルート」も、ウォーキングマップ付きで掲載する。港区、文京区、目黒区、新宿区を中心に大田区、荒川区、台東区、千代田区、渋谷区も紹介。雑誌『TOKYO★1週間』連載を単行本化した2004年初版から、7年間の変化を反映させた新訂版。
角筈を歩く小さな旅-角筈まちあるき 別ウィンドウで開きます 角筈図書館 新宿区立角筈図書館 2013年10月 角筈地域の名所旧跡をたずねる、まちあるきパンフレット。角筈図書館をスタートし、十二社池、熊野十二所権現社、熊野瀧、神田上水助水堀、西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業区域、淀橋、淀橋咳止地蔵尊、成子天神社、成子富士、成子子育地蔵尊、淀橋浄水場跡、東京都庁、新宿区立新宿中央公園の順にめぐる「角筈をあるく小さな旅」(平成25年10月19日角筈図書館企画)に沿った紹介となっている。現在の写真だけではなく、『江戸名所図会』などの資料も多数載せ、過去と現在の姿を重ねる趣向となっている。
日本の特別地域 5;東京都新宿区-副都心編 別ウィンドウで開きます 昼間たかし マイクロマガジン社 2008年10月 新宿区内のそれぞれの地域は密接な関係性を持ち影響しあっているが、都電廃止によってターミナル駅と住宅地が分断されたため、駅周辺のみが局地的に発展してしまったとの観点から、都営大江戸線と東京メトロ副都心線の開通後の変化について探っていく。第1章では住宅事情について、第2章では新宿駅について、第3章ではそれぞれの地域について、第4章ではインフラ事情、そして第5章ではこれからの新宿の姿について、地図やデータを多く提示しながら解析する。またコラムでは、大学、経済、地勢、地名について紹介する。
新宿区立小学校-受け継がれた学び舎の宝 別ウィンドウで開きます 新宿歴史博物館 新宿歴史博物館 2012年2月 2012年2月から4月に開催された、新宿歴史博物館協働企画展「新宿区立小学校―受け継がれた学び舎の宝―」の展示図録。平成19年度より、新宿区・新宿区教育委員会によって行われた調査結果を踏まえた資料。各校の開校以来の歴史的な資料のほか、児童生徒たちの作品や写真類、地域の人々や教職員が寄贈した絵画や書などの、大切に受け継がれてきた学校の“宝”の一部を紹介する。2012年現在の新宿区域には29校があるが、廃校になった小学校(尋常小学校・国民学校)も紹介する。
小田急百貨店50年史 別ウィンドウで開きます 小田急百貨店 小田急百貨店 2013年4月 創業から1987年までの歩み(『小田急百貨店25年のあゆみ』をまとめたもの)、全面改装と業容の拡大(1988年~1993年)、拡大路線からの原点回帰(1994年~1999年)、本業再生へ向けた新しいスタート(2000年~2004年)、新生小田急百貨店のブランド確立を目指して(2005年~2008年)、新しい百貨店像への挑戦(2009年~2012年)、以上の6章構成で、小田急百貨店創業から開店50周年までのあゆみを簡潔な文章と写真で紹介する。巻末に資料編として、社紋・社名レタリング・ブランドロゴ、業務組織図、売上高の推移、宣伝活動(ポスター)・制服・包装紙の変遷、年表などを収める。
漱石山房の思い出 別ウィンドウで開きます 新宿区地域文化部文化観光 新宿区地域文化部文化観光国際課 2010年3月 夏目漱石が晩年の9年間を過ごし、作家として本格的な執筆活動を開始して数々の名作を世に送り出した早稲田南町の家「漱石山房」。本冊子は、平成21年4月にNPO法人漱石山房主催・新宿区共催で行われた、漱石の孫・松岡陽子マックレイン氏による講演『漱石山房とその魅力』を軸に編集したもの。新宿区内のゆかりの地をまとめた「漱石ゆかりの史跡めぐりマップ」の他、漱石山房俯瞰図、夏目家の略系図、漱石略年譜なども収録する。全ページカラー。
落合の追憶-落合に生きた文化人 別ウィンドウで開きます 新宿区地域文化部文化国際課 新宿区地域文化部文化国際課 2008年3月 落合地区は、明治以後ものどかな田園風景と閑静な住宅地がひろがる地域であった。そのため、都心を離れ、静かな創作環境や魅力ある風景を求めて、多くの文化人が移り住んだ。小説家の林芙美子や舟橋聖一が執筆活動の大半を落合で行い、洋画家の佐伯祐三や中村彝がアトリエを建て落合の風景を描いたのをはじめ、60名以上の文学者や芸術家が居住したのである。その旧居は、戦災被害が少なかったため現存するものも多くある。本冊子は落合の歴史と風土、そこに住んだ文化人たちの足跡を紹介する。巻末には文化人居住地や名所・旧跡を巡るまち歩きマップを収録。
町方書上 4;牛込・市谷・四谷・鮫河橋・麹町・大久保・柏木・角筈 別ウィンドウで開きます 江戸東京博物館友の会 江戸東京博物館友の会 2014年2月 都市江戸研究の基本史料である『町方書上(まちかたかきあげ)』翻刻本の第4巻で、牛込・市谷・四谷・鮫河橋・麹町・大久保・柏木・角筈を収める。本書には、「人名索引」をはじめとする多くの索引があり、特に「事項索引」は稲荷社・火事・川・橋・坂などの他、「旧家・草分人・名主由緒」「奇特者・孝行者・褒美頂戴者」などの項目がある特徴的なものとなっている。また、「拝領地・拝領町屋索引」や、現在の町名と文政期の町名の双方から本文にアクセスできる「町名索引」を付す。「付表・文政期町の概況」では、町の総坪数・町内家数や店借の状況が一覧でき、番屋の配置も知ることが出来る。
盛り場はヤミ市から生まれた 増補版 別ウィンドウで開きます 橋本健二 青弓社 2016年1月 敗戦直後、ヤミ市は非公式に流通する食料や雑貨などが集積し、人や金が行き来する空間として形成された。そして、戦後の都市商業を担う人々を育て、新たな商業地や盛り場を形成した。本書は、ヤミ市が戦後日本に与えたインパクトを描く。その中で、新宿については「ヤミ市から生まれた副都心」と題して取り上げるほか、1949年の新宿駅付近の“ヤミ市地図”も載せている。2013年12月初版に、ヤミ市とテキヤの関係を探る論考や、全国ヤミ市の概要をまとめる充実の資料、最新及び新たに発見した文献を追加したヤミ市関係文献・資料目録を増補した決定版。
新宿歴史に生きた女性一〇〇人 別ウィンドウで開きます 折井美耶子 ドメス出版 2005年9月 近代から現代にかけて、新宿区にゆかりのある女性102名を取り上げ、新宿とかかわりの深い時代に重点を置いて記述したもの。見開き2ページで略伝・年譜・肖像などをまとめ、名前の五十音順に紹介している。津田塾大学の創始者である津田梅子や、日本基督教婦人矯風会初代会頭の矢島揖子といった有名人から、一時期その足跡を新宿区に記した外国人女性や、あまり知られてはいないものの非常に大切な役割を果たした女性たちを、幅広く取り上げる。『新宿 女性たちの十字路』の姉妹編として編纂されたもの。
新宿の文化財 新宿区文化財保護条例施行30周年記念-新宿文化財ガイド 2013 別ウィンドウで開きます 公益財団法人新宿未来創造財団 新宿区立新宿歴史博物館 公益財団法人新宿未来創造財団 新宿区立新宿歴史博物館 2013年9月 本ガイドブックは、平成25年3月末までに指定・登録された文化財、区内にある東京都指定文化財、国指定・登録文化財(個人所有の有形文化財等は除く)、国指定重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)のすべてを紹介する。各ページの文化財データには、カラー写真と解説の他、文化財の種別、指定・登録年月日、所在地、交通案内、略地図なども載せる。また、文化財の所在地を「牛込・市谷」「四谷」「新宿・大久保・淀橋」「早稲田・戸塚・落合」の4地域ごとに、色分けして示している。
わが町新宿 別ウィンドウで開きます 田辺茂一 紀伊國屋書店 2014年12月 明治38年生まれ、昭和50年で古稀を迎えた紀伊国屋書店創業者の田辺茂一が、生まれ育ち70年暮らしたわが町・新宿について語るエッセイ集。昭和50年1月から翌51年9月までサンケイ新聞に計85回連載した、「わが町・新宿」「続わが町・新宿」を単行本化したもの。明治の終わり、大正期、空襲、名所や個性的な店、人々の生き様など、地域とともに激動の時代を歩み、文化の発信者でもあった筆者による新宿にまつわる興味深い85話を収録する。
漱石と歩く、明治の東京 別ウィンドウで開きます 広岡祐 祥伝社 1976年11月 大政奉還の年に江戸牛込馬場下横町(現・新宿区喜久井町)で生まれ、明治の終焉を見届けて世を去った作家・夏目漱石。その足跡と作品でめぐる東京散歩は、近代化のなか苦悩した漱石の人生と江戸から帝都・東京へ急速に変貌した街を知ることでもある。江戸・武家地の面影が残る小石川・白山、幼年期の漱石が育った下町と盛り場の変遷をたどる浅草・両国、東京帝国大学と『三四郎』の千駄木・本郷、橋と鉄道の神田・麹町、文明開化の象徴となった日本橋・京橋、漱石が生まれ育ちそして漱石山房のあった早稲田・神楽坂、拡大していく帝都の象徴である新宿・日暮里・護国寺などを、豊富な写真や地図と共にガイドする。