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生ける物質
アンリ・ベルクソンと生命個体化の思想　

著者名：	米田　翼／著
出版者：	東京：青土社
出版年：	2022年06月
ISBN：	978-4-7917-7472-2
その他	【NDC１】135.4 【サイズ】20cm 【ページ数・時間】327,16p 【価格】¥3,200 【利用対象】研究者【ISBN】978-4-7917-7472-2 【件名】ベルクソン，アンリ
注記：	【テキストの言語】jpn 【目次】序章生ける物質【目次】はじめに-地球生物学から宇宙生物学へ【目次】1 創造的進化論の受容と忘却-本書の背景【目次】2 ベルクソンの方法と形而上学-本書の方針【目次】3 持続と有機的組織化-『意識の直接与件についての試論』における組織化・個体化【目次】4 真の進化主義と有機的組織化-『創造的進化』における組織化・個体化【目次】5 本書の構成【目次】第一章創造と世界【目次】はじめに【目次】1 トンケデックによる創造概念の解釈【目次】2 1920年代の初期創発主義者に対するベルクソンの影響【目次】3 ロイド・モーガンとベルクソン【目次】4 アレクサンダーとベルクソン【目次】第二章生物とは何か【目次】はじめに【目次】1 『創造的進化』における個体論と老化論の位置づけ【目次】2 有機体はいかなる意味で無機物とは異なるのか-個体性の肯定的規定の明確化【目次】3 『創造的進化』におけるル・ダンテクへの言及【目次】4 ル・ダンテクの個体論と老化論【目次】5 ベルクソンの個体論と老化論の再構成【目次】補遺自然死と事故死【目次】第三章何が個体発生を導くのか【目次】はじめに【目次】1 『創造的進化』における獲得形質の遺伝をめぐる問題【目次】2 ヴァイスマンの生殖質説【目次】3 ベルクソンの遺伝論1-獲得形質の遺伝批判と偏差の遺伝モデル【目次】4 ベルクソンの遺伝論2-系統発生論の観点から【目次】5 遺伝、老化、個体【目次】第四章ミクロな世界で蠢く生物たちの自由【目次】はじめに【目次】1 生命の現在と生命の記憶力-個体・老化・遺伝の関係を見定める【目次】2 生体と外界の一般的関係【目次】3 生体と外界の個別的関係-ジェニングスの行動生物学、あるいは『物質と記憶』【目次】4 行動の多重因果性【目次】第五章適応と再認【目次】はじめに【目次】1 進化の原因は何か? 【目次】2 受動的適応概念を再考する【目次】3 能動的適応概念を再考する【目次】4 適応と再認-あるいは習慣形成の二つの水準【目次】第六章自然における意識の位置づけを問い直す【目次】はじめに【目次】1 階層的・序列的な自然観の形成-ロマネスからロイド・モーガンへ【目次】2 二つの進化観-ロマネスの単線的進化とベルクソンの分岐的進化【目次】3 創造的進化論-ベルクソンの分岐的進化観と意識の二重化の運動【目次】4 ベルクソンの進化論-組織化・個体化の観点からの再構成【目次】第七章鳴り止まない生命と宇宙の交響曲【目次】はじめに【目次】1 存在者を構成する素材(持続)の一元論-持続の緊張と弛緩【目次】2 現実主義-無秩序と無の観念に対する批判を通して【目次】3 成長宇宙説-地球外生命体に関する思考実験を通して【目次】補論1 時空、決定、創発【目次】はじめに【目次】1 時空論-諸事物を構成する究極的実在について【目次】2 カテゴリー論-諸事物の普及的特徴について【目次】3 創発論-諸事物の可変的特徴について【目次】4 結びにかえて【目次】補論2 個体化の哲学における生殖の問題【目次】はじめに【目次】1 シモンドンとベルクソンの個体化論【目次】2 結晶の成長【目次】3 生命系の機能的二元性-成長・内的発生と生殖・外的発生【目次】4 シモンドンのヴァイスマン批判-シゾゴニー、再生、環境の変調【目次】5 結びにかえて

内容紹介

生命とは何か。どのようにして生命が生まれてきたのか。ベルクソンの創造的進化論を読み解きながら、地球生物学のオルタナティブとなりうる世界観・存在論の可能性を探る。

著者紹介

1988年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科にて博士号を取得(人間科学)。同大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター助教。専門はベルクソンを中心とするフランス哲学など。

件名一覧

No	件名
1	ベルクソン，アンリ

蔵書情報

蔵書数：1	予約数：0	利用可：1
貸出中：0

No	館	場所	種別	状態
1	中央	（135.4 ﾖ）	一般

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